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おもてなしとは


五輪の招致スピーチで話題になった「おもてなし」
どんな意味なんだろうと、改めて考えてみました。

・「おもてなし」という言葉は、動詞『もてなす』の連用形名詞『もてなし』に美化語(丁寧語)の接頭辞『お』がついたもの。

・「もてなす」という言葉は、「そのように扱う」、「そのようにする」などの意味の「なす(成)」に、接頭語「もて」がついたもの。「もて」の付く語には他に「もてさわぐ」、「てあつかふ」、「もてかくす」などがあり、動詞に付属して「意識的に物事を行う、特に強調する意味を添える」のだそうです。つまり「もてなす」は「扱う」ことを強調する場合に使う言葉

また、「おもてなし」と「サービス」は全く違います。

■サービス
語源・・・ラテン語の servitus
解説・・・servitusには「奴隷」というニュアンスが含まれ、提供する側とされる側に主従関係が発生します。
お客様が上、スタッフ側が下と上下関係がはっきりするものと言われています。

■おもてなし(ホスピタリティ)
語源・・・ラテン語のhospes
解説・・・・ホスピタリティは病院(Hospital)と語源を共にし、かつて交通機関や宿が整備されていない時代、危険と隣り合わせに巡礼する異邦人を歓待することを意味します。
家族と接するように、表裏の無い心で見返りを求めない対応と言われています。

おもてなし→裏表がない、 という事なんですね。でも皮肉を言うと、「表無し」→「裏ばかり」ともとれてしまいますね。


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